今日は雨水~潤いが巡り、春が動き出すとき~

雨水は、雪が雨に変わり、大地の氷がゆるみはじめる頃。
自然界に少しずつ水の気配が戻り、
眠っていた命が、静かに動き出す節気です。
立春でひらきはじめた流れが、
この雨水の時期に、体や心の奥へとしみ込んでいきます。
女性の体にとっても、
この時期のテーマは「潤い」と「巡り」。
乾燥や冷えでこわばっていた体を、
ゆるめ、満たし、内側から整えていくことが大切です。
温かいスープや煮物、発酵のやさしい味わい。
水分を含んだ食事で体を潤しながら、
深呼吸をして、心にも余白をつくっていきましょう。
雨水は、がんばって動く時期ではなく、
整ったものを体になじませる時間。
焦らなくて大丈夫。
ゆっくり、やさしく、春を受け取っていきましょう。
雨水に食べるといいもの
〜潤いと巡りを整える〜
この時期は、体に水分を巡らせ、乾きを防ぐ食材を。
大根・白菜・れんこんなど水分の多い野菜
わかめ・昆布などの海藻
豆腐・湯葉
味噌汁やスープなど温かい汁物
甘酒などの発酵飲料

雨水にするといいこと
〜潤いを受け取る呼吸〜(3分)
温かい飲み物を用意し、ゆっくり一口。
目を閉じて、呼吸を整えながら、
吸う息で潤いが体に満ちていくイメージを。
吐く息で、緊張や力みがゆるんでいきます。
心の中で、そっと一言。
「私は、満たされていい」
雨水は、与えるよりも、
受け取ることを思い出す節気です。

ののちゃんちの発酵ごはん
菜の花の柚子塩麹和えと、
お豆腐とたまごのやさしいスープ
先週ずっと体調を崩していて、
体に負担をかけず、しみ込むものをと思って作りました。
ほろ苦い春の菜の花と、
発酵のやさしい塩麹はゆずの香りです。
柔らかい触感の温かいスープのぬくもり。
雨水の季節に、
心と体をそっと潤してくれる食卓です。

雨水。
しみ込むやさしさが、
体と心の巡りを整えてくれます。
しもだけ亭 